会員の活動紹介④(2020/12)

本コーナー4回目の寄稿文を掲載しました。(2020/12/21)
今回もたくさんの会員の方々にご協力いただき、過去の3回分と合わせて合計43名(全会員数110名の約4割)の寄稿集となりました。
今回も会員の皆様の個性あふれるバラエティに富む内容となっています。是非ともご一読ください。

No. 寄稿者 寄稿年月 紹介内容
35 矢田藤久 2020/12 今やっている事 これからの事いろいろ
36 佐久間健吉 2020/12 還暦からの私の趣味
37 伊藤 博 2020/12 健康を保つには、何をすべきか!
38 仁科重宏 2020/12 近況報告
39 加藤輝雄 2020/12 グラウンドゴルフを始めました
40 水谷昌造 2020/12 OB会の歩こう会エピソード
41 舘 政敏 2020/12 私のゴルフ人生
42 諸岡時次 2020/12 地域ボランティアや民謡活動を楽しんでいます
43 野口 暉 2020/12 コロナ禍の秋

 

矢田藤久(2020/12)・・・今やっている事 これからの事いろいろ

●3ヵ月前の8月から歩く事を始めた。朝6時ごろから30分(3,000歩)、里山付近を歩く。自分のペースをつかむと周囲をよく見るようになる。今11月、日の出前の空、雲のきれいな事。この年齢まで朝日に輝く美しい雲をよく見てなかった。(あか冨士、あかね空、河あかり)、カメラで追う人の気持ちに近づく。満開の彼岸花、川の流れ、地元に残る里山、無料(ただ)で楽しみ、これで足が治れば一石二鳥。人間は歩くことで人間になった。
●25年程前、自宅前に6坪の小屋を建て、中に70cm×80cmの囲炉裏を作り、椅子を並べて屋根に煙櫓を設けた。今、重宝がられている。訪問者もくるもの拒まず、ゆくもの追わず、飲食無料、言いたい放題。今年も火が恋しい時期が来た。火が仲をとりもつと大昔から決まっている。残念なのは10名程が亡くなった。年配者の貴重な話が聞けなくなってくる。今どこで話しているのだろう。
●雑誌サライは、ずいぶん長いつきあいだ。「人生百年の時代」に近づき余生をどう生きるか考えた本、一部を引用する。回想の大事さを私流に語った文章-回想は高齢者の特権である。無限の過去の記憶をもつ、下山する者だけが周囲を眺め背後を振り返り、穏やかな陶酔を味わうことが出来るのだ。人は前を見るのと同時に後ろを振り返ることによっても生きるのだ・・・。あえて後向きな生き方を提示したのは、まさに未曾有の高齢社会に直面しているからにほかならない。京都奈良の町なみ、先人との歓談、そして懐メロ。いかがですか。 (写真:10歳になる4年生の孫と小屋の前で)

佐久間健吉(2020/12)・・・還暦からの私の趣味

 定年退職して17年、無事に喜寿を迎えました。定年後は“好きなことをして楽しく過ごしたい”を念頭において、これからの趣味を考えたのですが所詮、出来る事と云えば小学生から続けていた野球と会社時代から始めたゴルフそしてテニス。ゴルフはOBの方を中心に70歳迄、野球は定年直後に県で還暦野球連盟を創設すると云う話が持ち上がり、当初から関わって75歳迄、共に念願通りにいい汗を流して過ごしてきました。今も継続しているテニスでは四つのサークルにそれぞれ入れて頂き、年齢では最高89歳のとても元気な人も居て、その人を鑑として一日でも長くテニスを!と日々楽しんでいます。ゴルフ、野球を辞めた理由は三つを全て続ける事は大変で、これからも続けられるであろうテニスに絞りました。

 今迄、大病もせずに健康でこれたのも小さい頃から常に身体を動かして来た賜だと捉えてます。何かで読んだ話ですが日本人は農耕民族で、よく身体を動かさないといけないDNAを持っていると・・・。これからもDNA通りにテニスを続けていきたいと思っています。  (写真:還暦祝いで子供達から貰った「似顔絵付き」色紙)

伊藤博(2020/12)・・・健康を保つには、何をすべきか!

(私55歳の時、女房が天国に旅立つ。)
 2011年(平成23)から毎年、体操教室の女性会員の方と御在所登山をしています。
 2015年(平成27)から、女性会員の方と、1月初旬伊勢神宮外宮から内宮往復のウォーキング初詣をしています。
 2016年(平成28)10月22日「千草街道」探訪ハイキング。元亀元年(1570)5月19日織田信長公が、千草峠越えにて御下りされた登山道です。6時40分、朝明渓谷出発、15時30分東近江市甲津畑着。
 2018年(平成30)5月7日、自然の神秘「大台ケ原」バスハイク。「日出ケ岳」大台ケ原の主峰で、標高1675m、天候に恵まれれば富士山が見えることも。「大蛇ぐら」眼下約1000mの階段状の絶壁は足がすくみます。
 2019年(令和元年)10月28日、5名(男2、女3)日間賀島1周ウォーキング。
(写真:伊勢神宮、ウォーキング初詣にて)

仁科重宏(2020/12)・・・近況報告

 昨年、喜寿も過ぎ、気力と体力の衰えはどうにもなりません。特に足、腰にガタが来ていますが、薬と付き合いながら日々過ごしています。

 今年、“癌”発症から10年が過ぎ、治療と定期検診で順調に回復、医師より10年過ぎれば大丈夫だろうと安堵していた所だったが、昨年、妻が定期検診の血液検査で“癌”の疑いがみつかり、CT、内視鏡検査を受けたが、なかなか部位が特定できず、専門医にてペット検査で部位を確定することが出来、入院、手術で部位の切除を無事に終え、投薬治療と定期検診で、現在、順調に回復中。

 一方、年に一度の楽しみにしていた「TAP、OB、同窓会」、「高校3年時のクラス会」の親睦会。又、健康維持のために入会していた「グラウンドゴルフ」「スポーツジムでのトレーニング」等々コロナウィルスの影響で全てが中止になってしまった。“鬱憤遣るかた無い”気持ち。三重県も日々感染者が増えている。我々も後期高齢者、感染すると重症化の確率も高いと言われているが、日々、気を付け、時々、庭の草取り、駐車場の草刈り(今年はブタ草の繁殖がすごい)等々、ストレス解消の一つにしている。しかし、9月頃よりスポーツジムがコロナウィルス対策を行い、人数制限実施で再開されたため、最近1回/週で通い初めた。又、夫婦で時々ゲームセンターへストレス解消に行っている。まだまだ収束の見えないコロナウィルスだが、感染しない様、日々気を付けて過ごしていきたい。  (写真:スポーツジムにて)

加藤輝雄(2020/12)・・・グラウンドゴルフを始めました

 3年前にグラウンドゴルフを始めたきっかけは、散歩している時に知り合った方から「おひとりで散歩ですか?」との一声からでした。運動とはほとんど縁のない女房のことをお話ししたところ、グラウンドゴルフ同好会への入会を勧められ二人で入会することになりました。女房が同好会に慣れたところで、自分は適当な言い訳をして退会する積りでした。
 春は満開の桜に囲まれながらのプレーに花見弁当、夏・秋には自家製の西瓜・柿・みかんが一服の合間に差し入れられます。そして冬には焚火を囲み暖かいお茶を飲みながらかわす地域の話題に話は尽きません。確かに、ひと汗かくグラウンドゴルフはよい運動と思いますが、それ以上に日常の何気ない会話から得られる長閑な時間は、心身ともにリラックスできる得難い機会です。

 メンバーの中にお手本とすべき元気な方がおります。この方は80歳半ばを迎えられ、今なお県外の大会にもおひとりで参加されるスーパー爺さんです。すでに、気力・体力で負けを認めざるを得ませんが、あと5年はゴルフとグラウンドゴルフを楽しみたいと考えています。  (写真:グランドの桜の下で)

水谷昌造(2020/12)・・・OB会の歩こう会エピソード

 OBの歩こう会の世話役を引受けて13年位になりますが、この間に色々なことがありました。その一部をご紹介します。
 滋賀県のお寺に紅葉を見に行った時のことです。急に雨が降り出して、弁当を外で食べることが出来なくなり、食事場所をバス内とする事に決めました。しかし、拝観を終えてバスに戻る途中、お寺の方より「受付け前の別棟で食べて下さい」とお声がけいただき、ストーブを点け、柿のデザートまで準備していただきました。心も温まる一時でした。
 又、予定外の勉強をさせていただいた事も多々あります。お寺の本堂で歴史等の説明と説法をしてもらったり、公園事務所では森林や草花の話しを聞くこともありました。
 ハプニングもあります。2人で歩くルートの下見をしている時に、2人が首と足をヒルにかまれたり、又、東海自然歩道を皆さんと歩いた時に、一人の方が足首をヒルにかまれていたことなど・・・
 まだ色々なことがありましたが、事故もなく問題もなく運営出来たのも会員の協力のおかげです。ありがとうございました。  (写真:歩こう会11月企画「伊坂ダム」の下見にて、2020/11/5)

舘 政敏(2020/12)・・・私のゴルフ人生

 定年前は年に数回のゴルフでしたが、定年直前に妻を亡くし一人身となって塞込んでいた時、体力維持と気分転換にと渡邊さんや杉本さんに勧められ始めたゴルフでした。
 当初の2、3年は練習もせずぶっつけ本番で、誘われたときに参加するぐらいでした。結果は年3~40ラウンドで、アベレージは100オーバーと100がなかなか切れませんでした。同伴者との実力差が大きくて少しでも詰めたいと思い、目標をアベレージ95ベストスコアーは85として、週3回ほどの練習と年間の回数を増やすため10名程の方に声をかけ「双鈴の会」として週1回程度ラウンドできるようにしました。又、渡邊さんコーディネートによるタイツアーや加藤さん企画のコンペ等に参加させてもらい、ゴルフと生活を充実させてきました。おかげでここ数年は年間60回程度のラウンドでアベレージ90前半となってきました。ベストスコアーは80で目標達成です。
 今後の目標は80歳まで元気にゴルフができるように足腰を老化させないように努力しエイジシュートを達成したいと思います。  (写真:ティーグランドでスタート準備中)

諸岡時次(2020/12)・・・地域ボランティアや民謡活動を楽しんでいます

 OB会の皆さん いかがお過ごしですか、私は元気に地域のボランティアや民謡活動に東奔西走しているこの頃です。 2020年1月中旬より新型コロナウイルス感染症が拡大し、不要不急の移動やStay home等の自粛を日本全国に要請されました。

 その様な状況の中で、家にいる時間が増えたので暇つぶしに「菰野の方言集」(A4 50ページ)を作成し、菰野町図書館に寄贈しました。 東海工場に入社した当時は、各地から集まった先輩達の聞き慣れない言葉(方言・共通語)で指導して頂いた頃がつい先日のように思います。
 11月は菰野町千種地区公民館の民謡教室で「伊勢音頭」の稽古でしたが、受講生はコロナ感染症防止の為にマスクをかけ更に机の前に隔離パーテーションを設置して唄ってもらいました。小生77歳、髪は抜け歯も落ち、足はガクガクで薬を飲みながら酒を楽しんでいます。  (写真:菰野町「民謡教室」でて)

野口 暉(2020/12)・・・コロナ禍の秋

 定年退職後、何をするともなく退屈な日々を過ごしていましたが、2005年、娘が犬を連れて帰国後、朝夕2回南部丘陵公園への犬との散歩が日課となりました。 あれから15年、犬も2代目となりゴールデンレトリーバのクラム(犬の名前、雄3歳)との散歩を継続しています。
 そんな折、娘が長野県原村で一週間の在宅勤務となりました。紅葉の季節でもあり、クラムにも会いたかったので原村に出掛けることにしました。妻と運転を交代しながら伊勢湾岸道、東海環状道、中央道と高速道を乗り継いで、4時間かけて原村に着きました。原村は標高1200mに位置し、御在所岳の頂上に居ることになります。その日は近くの宿に泊まり、翌朝娘の案内でクラムと共に八ヶ岳自然文化園の中を散歩しました。散歩中、案内板を見かけ、それを読んで認識違いを知らされました。八ヶ岳と言う山があるものだと思い込んでいましたが、八つの岳(最高峰は赤岳2899m)の総称だと言うことです。園内は自然豊かで、カラマツや白樺の間の遊歩道を小一時間散歩してから帰宅の途につきました。
 最後になりますが、コロナ禍が早く収束しOB会行事の再開を心から願って、筆をおきます。

(写真:長野県諏訪郡原村にて)